杉並区では1年以上にわたって子どもの権利に関する条例の制定を見すえた取組を当事者である子どもたちとともに進めてきました。充実したこのページをご覧ください。
●子どもの権利擁護に関する審議会
●子どもから意見を聴く取り組み
●「子どもの権利」について普及啓発
子どもの権利保障を大きな柱に、大人と子どもがともに学びながら、子どもたちの意見が審議会に伝えられ、その議論を子どもたちにフィードバックする丁寧なプロセスでした。並行して「杉並区子どもの居場所基本方針(案)」の策定に入っていきますが、区の考え方を示し、子どもたちにも話し合ってもらい、それを区に持ち帰り、また子どもたちに結果を返していく。審議会の委員さんたち、子ども家庭部の職員、子どもたちの間をジグザクと行ったり来たりして議論や理解が深まり、考えが言葉に編まれていく。
このようなプロセスのデザインから水先案内人として伴走してくださった審議会会長の野村武司先生、ありがとうございます。
私は7月に審議会から子どもの権利擁護に関する答申をいただきました。それを受けて、「杉並区子どもの居場所づくり基本方針(案)」と「子どもの権利に関する条例骨子案」(いずれも仮称)をこの度の議会(第三回定例会、保健福祉委員会)で報告します。
※こどもの居場所マップは、学校、図書館、ボール遊びができる公園、水遊びができる公園、児童館、学校、こども食堂など多様なこどもの居場所をワークショップで地図に落としこんでいったそうです。